1960年代から大流行したキャバレー

キャバクラの歴史を語る時に、必ず触れなければならないのが「キャバレー」です。
今の若い人たちにとっては少し古い印象を持たれがちかもしれませんが、これがなければ現在のキャバクラもないと考えれば、無視できない存在であることは間違いないでしょう。

1960年代から流行り出したのですが、この流行はさほど長くなく、1980年代になると急速に衰退してしまいます。
そもそもこれは、ホステスの女性がお店を訪れる男性たちに対して接客をし、また、きらびやかな店内で女性たちが歌ったり踊ったりなどのショーを見せながら男性たちを喜ばせるという形態のお店。

この流行を作ったのは「ハリウッド」と呼ばれるキャバレーチェーンを展開した福富太郎です。
他にもチェーン店がいくつかありましたが、このハリウッドのインパクトは大きく、衰退してしまった現在でも数店舗存在しているほど。

衰退してしまった理由はオイルショックなどの世界経済の煽りを受けたこともありますが、1980年代になると急速に発展していったキャバクラの存在も大きいでしょう。
池袋のキャバクラがその発祥と言われており、そして見事にそれが現在まで生き残ったというわけです。

余談ですが、「キャバレーハワイ」はこの衰退を早期に察知しいち早く撤退。
その後に参入したのがコンビニ事業でした。サンチェーン、ダイエーコンビニエンスシステムへと合併等を経て変化し、そしてローソンへ。
ローソンは今ではおなじみのコンビニチェーンですが、そうした経緯があったんですね。

画像出典元:http://monokoto.jugem.jp/?eid=1997

池袋のキャバレーは池袋のキャバクラに

池袋にも多々存在したキャバレーでしたが、衰退後は完全にキャバクラへと変わっていきました。
運営会社がそのままキャバクラとなったケースもありますし、そのまま池袋から撤退してしまった会社もあります。
いずれにしても、池袋のキャバクラが今は男性たちを楽しませる存在へとなっているわけです。

池袋のキャバクラの特徴として、他の地域と異なりキャバレー風のサービスを根強く提供しているお店が多く残っている事が挙げられます。
ダンスや歌を披露してくれるお店も多々あり、これは明らかに高級クラブを模したキャバクラが多くある地域とは異なる発展の仕方。

だからこそ、若い人には新鮮に映り、そして、ある程度上の年齢層の男性には懐かしさもあって、今池袋のキャバクラが注目を集めているのかもしれません。
働くにしても遊ぶにしても、きっと他ではできない体験が味わえることでしょう。

画像出典元:http://rank.girlsbaito.jp/entry/2016/06/28/182352